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鞆の浦リモンチーノと夏の瀬戸内の旬のオマージュ

鞆の浦リモンチーノでマリネ

瀬戸内海に面した穏やかな港町、広島県福山市の鞆の浦。その風情ある町並みと、潮の香りが漂う海辺の景色は、訪れる人々に深い癒しを与えてくれます。この地で丁寧に作られているリキュール「鞆の浦リモンチーノ」は、瀬戸内の自然と調和する逸品。今回は、夏の瀬戸内海が育む旬の食材とともに楽しむ「鞆の浦リモンチーノ」の魅力をたっぷりとご紹介します。

瀬戸内海の恵みと鞆の浦リモンチーノの出会い

鞆の浦リモンチーノは、イタリア・カンパーニャ地方で愛されてきた伝統的なリモンチェッロをベースに、日本の気候風土、特に瀬戸内の自然環境に寄り添った製法で作られています。原材料となるレモンは、農薬も水も肥料も一切与えずに自然農法で育てられた、広島県産のレモン。その香り高くほろ苦い皮のみを使用しているため、果汁由来の酸味はなく、レモンの皮特有の爽やかさが引き立つ、やさしく深い味わいです。

このリモンチェッロの魅力は、なんといっても「リラックス」できる香りと味わい。瀬戸内海の穏やかな海風を思わせるような軽やかな香気が、グラスを傾けるたびに広がります。そんな鞆の浦リモンチーノと、夏の瀬戸内で旬を迎える魚介や野菜とのマリアージュを通して、五感で感じる季節のオマージュを提案していきます。


夏の魚介とリモンチーノの華やかな共演

瀬戸内海の初夏から夏にかけて、水揚げされる魚介は種類も豊富で、まさに「海の宝庫」。特に注目したいのが、鱧(はも)、タコ、スズキ、マナガツオ、そして小イワシなど。これらの魚介類は、鞆の浦リモンチーノの爽やかな香りと驚くほど相性が良く、さまざまな料理に変化を与えてくれます。

たとえば、「鞆の浦リモンチーノ香る鱧のカルパッチョ」。

レシピ:

  • 鱧の湯引きを薄切りにし、氷水で締めたものを用意。
  • オリーブオイル、塩、そして鞆の浦リモンチーノを数滴垂らして香り付け。
  • ミョウガや大葉などの薬味とともに盛り付ければ、夏の食卓を彩る一皿に。

リモンチーノの香りが、鱧の上品な旨味を引き立て、食欲をそそる爽やかな前菜として楽しめます。

また、夏の風物詩ともいえる「瀬戸内産タコのマリネ」にもリモンチーノが活躍します。

作り方は簡単:

  • 茹でタコのスライスに、玉ねぎやパプリカなどの野菜を加え、白ワインビネガーとオリーブオイルで和えた中に、鞆の浦リモンチーノを加えるだけ。

仕上げにレモンの皮を削ってトッピングすれば、食卓に清涼感が広がります。


野菜との相性も抜群!初夏野菜のリモンチーノ仕立て

瀬戸内の野菜といえば、賀茂ナス、万願寺唐辛子、トマト、ズッキーニなど、彩り豊かで味わい深い品種が揃います。

「賀茂ナスとリモンチーノの冷製グリル」は、その名の通り、グリルした賀茂ナスにリモンチーノを使ったソースを添える一品。

レシピ:

  • 賀茂ナスは輪切りにしてオリーブオイルで焼き目がつくまでグリル。
  • ソースは、ヨーグルト、鞆の浦リモンチーノ、塩、胡椒を混ぜ合わせたさっぱり味。

ナスのとろりとした食感と、リモンチーノの香りが夏にぴったりです。

さらに、「万願寺唐辛子とリモンチーノのマリネ」は、焼いた万願寺唐辛子を鞆の浦リモンチーノと米酢、少量の砂糖で漬け込むだけの簡単レシピ。ピリッとした辛みとリモンチェッロのほろ苦さが調和し、箸休めとしても優秀です。

こうしたレシピを通じて、「リモンチェッロ=デザートやカクテル」というイメージに留まらず、日々の料理に取り入れることで、新たな魅力が引き出されることが伝わるでしょう。


初夏の料理に続いて、今度は夏の果物とデザート、そして贈り物にぴったりな鞆の浦リモンチーノの活用法をご紹介します。

夏の果実とリモンチーノで彩る爽やかなスイーツ

瀬戸内で育つ夏の果実といえば、白桃、いちじく、マスカット、ブルーベリーなど。これらのジューシーな果実に、リモンチーノの清々しい香りを加えると、見た目も味も洗練された一品になります。

白桃とリモンチーノのコンポート

  • 白桃を湯むきし、くし形にカット。
  • 水、砂糖、リモンチーノを加えて煮立て、冷蔵庫でしっかり冷やす。

これだけで、夏の午後にぴったりのデザートに。

リモンチーノ入りマスカットゼリー

  • マスカットを器に並べ、ゼラチンで固めた白ワインベースのゼリーに、最後にリモンチーノを少し加える。

口に入れた瞬間、果実の甘さとリモンチーノの香りが一体となり、まるで瀬戸内の風を味わっているような感覚が広がります。

季節とともに生きる、鞆の浦リモンチーノの魅力

季節は確かに移ろいますが、その変化を感じ取る感性が私たちの暮らしに彩りを与えてくれます。鞆の浦リモンチーノは、そんな日々の節目に寄り添ってくれる存在。自然農法で育てられたレモンの命を閉じ込めた一瓶が、初夏から真夏へ、そして次の季節へと、心に余韻を残してくれます。

今年の夏は、鞆の浦リモンチーノとともに、瀬戸内の恵みを五感で味わってみてはいかがでしょうか?

お酒は二十歳になってから



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